195


全国9箇所を廻るちえみちゃん初めてのコンサート・ツアー”FRIENDRY SUMMER '83”が7月22日から始まる。8月26日にはイーストで野外に挑戦。雨でもがんばりますと力強く語ってくれた

デビュー2年目を迎えてやる気がでてきました
――3月21日で、デビュー1周年を迎えたわけだけど、2年目に入り心構えも変わってきたでしょ。
デビュー2年目を迎えて、やる気がすごくでてきましたね。前作『さよならの物語』で、私にとっていい意味で自分ができたと思います。

――自分ができたというのは自信が付いたという意味でもある?
自信も付きましたけど、でもね、『さよならの物語』と今回の『夏色のダイアリー』だけでね、ウカウカしてられないっていう気持ちもあります。他の2年目の歌手の人たちも同じようにベストテン入りを狙ってがんばっているから、油断なんか全然できないですね。

――やっぱり同期の歌手を意識してる。ライバルとして・・・。
2年目の人たちと戦うのも、もちろん大切だけど、でも今は新人じゃないから、もっともっと広い目でね、先輩を狙っていくというか、早く先輩たちに追いついていくように、また追越せるように、がんばっていかなければと思ってます。同期の人たちだけで戦ってるとどうしても息切れしちゃうし。

――『夏色のダイアリー』をもらった時の印象はどうだった。
あっ夏らしい曲だなっていうのが第一印象ですね。『さよならの物語』とは全然違うパターンの曲だったから、いいんじゃないかなって思ってました。

――この『夏色のダイアリー』は初登場6位で、ちえみちゃんにとって自己最高記録になったわけだけど、そういう予感はあった?
私の曲って、一曲一曲前作の上をいってるんです。でも、『とまどいの週末』は14位ぐらいまでで、『さよならの物語』の時はせいぜい12位ぐらいかなって思ってたんです。それがいきなりベストテン入りして8位までいったでしょ。自分が思っていた以上によかったから、次の曲で落ちちゃったらどうしようという不安みたいなものが少しあったんです。それでも、落ちるのいやだなと思って、ここまで1曲1曲着実にきたから次も着実に伸ばしたいと思ってがんばりました。今度は『さよならの物語』と同じぐらいでいいから落ちないようにしようと心掛けてたんです。そしたら、初登場6位まできちゃって、ビックリしちゃった。でもとてもうれしかった。

――今度はナンバーワンを狙わなくっちゃね。
ベストワンになれればもちろんいいですけど、気持ちの上では着実に伸ばせるように1曲1曲大切にしていくつもりです。

――アルバムの予定はあるの?
6月21日に4枚目のアルバム『風のささやき』を発売します。レコーディングも終えたばかりです。

――今回はどんな曲が入っているのかな?
いろんなタイプの曲が入ります。アップテンポな曲もありますし、最初は普通に入っても途中ですっごくスローになったりするのもある。かわった感じの曲が多いですね。作家の方は森雪之丞さん、岩里さん、清水信之さんなどです。

――ちえみちゃんの好みとしては、アップテンポなのとスローなのとどっちが好きなの?
両方すきなんですよ。両方、これから歌っていければいいなと思っています。スローなバラード調なんかも歌ってみたいし、『さよならの物語』のようなマイナーっぽいのも歌っていきたいし、かたよらずいろんな歌を歌っていければなって思うんです。

――『風のささやき』ではどういうところを聴いて欲しいと思ってる。セールス・ポイントというか・・・。
全体的に夏らしいですしね。前の『夢日記』から成長したところを見て欲しいですね。大人っぽいところをね。大人っぽいと言っても音楽面でね。私自身はまだ全然大人っぽくないですけど(笑)

今はとっても勉強したい時期なんです。
――”ちえみちゃん祭り”ではどんな曲を歌うの?
全体がドラマ仕立てになってるんです。歌は『フェーム』『ボーイハント』『ネイビーブルー』『ビキニスタイルのお嬢さん』などを歌います。とても難しい曲が多いですけど。

――アメリカン・ポップスって自分でも好きなんだ。
よく聴いていたし、”パリン子・・・”でも、メドレーでみんなと歌ってたから。なんとなくメロディーは頭に入ってるし、歌詞さえ憶えればいいって感じ。でも、みんなと歌う場合と自分一人で歌う場合とまたちがいますから、思い入れとかも勉強しましたけど。

――夏にはコンサートもやるんでしょ。
夏は全国9ヵ所でコンサート・ツアーをやります。全国ツアーは昨年6ヵ所だけだったんです。でも、今回は前回行けなかった北海道、九州、広島にも行きますから。8月26日にはよみうりランドのイーストで初めての野外コンサートにチャレンジするんですよ。野外コンサートということで、他のコンサートとはまた違った構成でね、派手め派手めにやりたいと思ってます。でも、野外だから雨が降らなければいいんですけどねぇ・・・・・・。

――ちえみちゃんは”晴れ女”だから大丈夫でしょう。多分・・・。
大丈夫だと思うんですけどね。コンサートっていうと何故か雨が多いんですよ。しかし、雨でもやる気持ちでいますから。

――北海道では3ヵ所でコンサートをやるんだね。
北海道ってコンサートを開くのは初めてなんです。キャンペーンもなかったし、ファンのみなさんに満足していただけると思います。デビューしてずっと応援して下さっている北海道のファンの方にお礼ができるという感じです。

――ドラマの方の予定はないの?
今はね、歌の方に力を入れていきたいんです。歌が安定してないうちにドラマやっちゃって、どっちも中途半端になっちゃうと一番イヤな形ですから。歌で一生懸命やって、ドラマもやれたらいいなと思ってます。

――でも、ドラマから離れてるとやってみたいという衝動起こらない?
番組の中でね、ミニ・ドラマなんかやるとなつかしいなぁって思うことがあるけど。

――今度ドラマやるとすると、どんな役に挑戦してみたい?
16才らしい役もいいですけど、もう少し上の年齢の役に挑戦してまた違った面を出してみたい。でも、もっと勉強してからやりたい。今はとにかく、これから私の好きな夏ですし、歌でがんばります。

――最近、音楽はよく聴いてる?
音楽はジャンルにかたよらず、いろんな曲を聴くようになりました。今までどうしても歌謡曲にかたよってたと思うんです。だけど、コンサートをやるようになってから、それだけ聴いていればいいもんじゃないっていうのがわかってきたので、近頃は洋楽も聴きます。ビートルズとか。

――本の方は?
本もよく読むようになりました。この前、お誕生日に新聞社の方から本を何冊かプレゼントしてもらったんです。その中から今”ロミオとジュリエット”を読んでるところ。脚本になってるからとても難しいのね。でも、地方へ行ったりする時にいつも読んでる。次読む本も決めてるんですよ。”若草物語”なんですけど。大きなタレントになるためには勉強しなければと思ってるんです。このまま歌を歌ってドラマやってると、みんなとかわらないし、やっぱりいろいろな意味で勉強しなければと。少しずつでもいいから、あせんないように力をつけてがんばりたいですね。今、とっても勉強したいと思っている時期だから、本読んだりレコード聴いたり芝居や映画を観たりすっごくしたい。

――では、最後にこれからのちえみちゃんの抱負を聞かせてくれる。
これからも、勉強を続けていって力を充分につけて、もっともっと前へ前へと進めるようにがんばっていきたい。そして、いろんなことにチャレンジして、自分を固めていきたいと思っています。それから、次の曲もその次の曲も全部、ベストテンに入るようにがんばっていきたいと思います。